台湾で一番好きなバー 「 Bar TCRC 前科累累俱樂部」の紹介です。台湾南部の古都「台南」にあります。台南は日本では京都のようなところで、気候が良く(暑いですが雨は少なめ)、時間の流れがゆっくり、食べ物が美味しく(かなり甘いです)、物価が安い印象です。(お酒は安くないです) 台北からは台鐵(在来線)で 4時間程度、高鐵(新幹線)で 2時間程度です。
もくじ
2. Bar TCRC の予約は
3. Bar TCRC のドリンクと店内の様子
4. Bar TCRC と 臺虎精釀のコラボビール「餞男醋女酸啤酒」
5. 新美街
Bar TCRC 前科累累俱樂部
Bar TCRC は台南駅から 1.5Km ほどの「新美街」にあります。新美街は歴史の古い場所で、現在は古い民家などをリノベーションしておしゃれなカフェが多くあります。この TCRC も古い民家をリノベーションしたものです。新美街についてはこの記事の最後に書いています
普通は TCRC と呼ばれていますが、中国語名は「前科累累俱樂部」です。何か特別な意味がありそうですが、実は「前科」も「累累」も日本語と同じ意味です。前科者が積み重なってたくさんいるような感じですが、そんなに危ない場所ではありません。
Bar TCRC は2016年と2017年に Asis’s 50 Best barsに選ばれていますので、台南だけではなく、台湾を代表するバーでもあります。地元の食材を使った独創的なカクテルが特徴なので、オリジナルカクテルを楽しむのもお勧めです。
Bar TCRC の予約は
人気店ですので、曜日によっては予約で満席になります。ここではいつも「客滿」のサインを見ます。この方々はこの表示に残念がっている感じでしょうか。
しかし、事前の電話予約は受け付けていないので開店前に並ぶしかありません。20時の開店時間の 1時間以上前から並んでいる人が多いようです。
預約已滿は予約満席。このサインが出たら諦めるしかなさそうです。
ちなみに、私 (shibu@日本人喝台灣)はこのお店から顔パス認定を受けていますのでいつでも入れます。
Bar TCRC のドリンクと店内の様子
しばらく、ドリンクと店内の様子を多くの写真でご覧ください。その後、 TCRCと臺虎精釀ののコラボビールの紹介と TCRCのある場所、新美街についての話題と続きます。
TCRC と臺虎精釀のコラボビール「餞男醋女酸啤酒 番茄蜜餞酸啤酒 TOMATO+PLUM GOSE」
webの情報でこの「餞男醋女酸啤酒 番茄蜜餞酸啤酒 TOMATO+PLUM GOSE」 の発売を知っていましたが、コロナ禍(COVID-19)の影響で飲めなくて残念だと思っていたところ、Taihu Tokyo で販売開始されたので日本で飲むことができました。
番茄蜜餞はトマト飴、酸啤酒はサワービールの意味ですが、英語では GOSE となっています。飲むとサワーとゴーゼ、両方の特徴を感じます。梅からの酸味や梅と塩から梅干しのような風味、トマト飴の甘味など複雑な味だけどよくまとまっています。
ビール名の「餞男醋女」の餞男は発音が同じ賤男の当て字で意味はいじわる男、醋女はやきもち女で「いじわる男やきもち女」になります。
この船には臺虎のヘッドブルワー ウイニー さん、社長のピーターさん、バーの方々が乗っています。右奥の方がいつもお世話になっているミャオさんです。
新美街
Bar TCRC のある場所は台南駅から 1.5Kmほどの「新美街」と呼ばれる地区で、台南では古くから栄えた場所です。歴史的建造物も多く、現在は古い民家などをリノベーションしたおしゃれなカフェが多く、フォトジェニックな路地アートが多くあります。
近くには、多くのカフェや赤崁楼、祀典武廟などの観光スポット、タピオカの発祥と言われる店などがありますが、これらの紹介は別の記事にします。
このアートは有名な画家「許荷西」氏の作品だそうです。作品名は「新美街125巷」と呼ばれているそうです。
案内板がありました。これによると、新美街は全長約600mの台南で一番古い道で昔は重要な道だったそうです。3つのエリアからなり、北部が、米街、中部が抽籤巷(おみくじ通り)、南部が帆寮街と呼ばれていたそうです。
最後に昼の Bar TCRC。夜はこの辺りは暗く、TCRC だけが明るく浮き上がっているので、昼の姿に夜の面影は感じません。夜に盛り上がっていた場所とは思えず、常連でもこれを見て TCRC だとは気づかないかも。
Bar TCRC 前科累累俱樂部
https://www.facebook.com/TCRCbar/
台南市中西區新美街117號
+881 6 222 8716
20:00 開店
日曜日休み