臺虎精釀 啜飲室 大安 旗艦店

2015年の1月にオープンしたセンス抜群な 臺虎精釀のタップルーム「啜飲室 (ツォインス)」の紹介です。オープン後すぐに初回訪問、それ以来何回行ったか覚えていないぐらいです。最後に行ったのは2017年3月末です。(注意: お店に行こうと思ってる方は最後まで読んでください)

2018年10月、啜飲室 大安の新店舗がステルスモードでオープンしています。
写真はこちらでご覧ください↓

「啜飲室」は臺虎精釀(タイフ・ジンニャン)のプロダクツ(ビール)とサービスのショールームとしての位置づけのタップルームです。その一号店「啜飲室 大安(ツオインス・ダアン)」の突然の閉店から 1年半、満を持していよいよ「啜飲室 大安 2.0」のオープンです。場所は以前と同じエリアで MRT忠孝復興駅 3番出口からすぐです。現在、ステルスモードで試営中です。

臺虎精釀 啜飲室

臺虎精釀 啜飲室啜飲室 (ツォインス)は、「臺虎精釀股份有限公司」直営のタップルーム旗艦店(1号店)で、MRT忠孝復興駅から5分ほどのところです。このエリアには古いアパートをリノベーションしたおしゃれなお店が多くあります。

啜飲室 大安旗艦店

啜飲室 大安旗艦店

東京だと青山のようなところかな。近くには富裕層向けのショッピングセンターがあり、お店の客層がとても良いのも特徴です。

啜飲室 大安旗艦店

啜飲室 大安旗艦店

啜飲室もアパートの1階をリノベーションした路面店で路面側全面がガラス張りで開放感があり入りやすいです。店内は系列店で統一されたエジソンバルブ裸電球による照明が落ち着きのある上質な空間をつくっています。

啜飲室 大安旗艦店

お店の名前の「啜」は日本語で「すする」と読むのであまり上品な印象を受けませんが、台湾では「ゆっくり味わって飲む」というニュアンスもあるらしいです。特に英語名はつけず、台湾らしさを大切にしているとか。

虎と瓢箪のマーク

虎と瓢箪のマーク

とても印象的なお店のマークの「虎」は台湾民主国の国旗「藍地黄虎旗」の虎がモチーフとなっています。台湾民主国が何か気になる方はググってください。その虎と酒器の瓢箪(ひょうたん)のシェイプになってます。

2号店(啜飲室LANDMARK) にはこのマークの由来を連想させるものが置いてありました。

フレンドリーなスタッフたち

フレンドリーなスタッフたち

このように台湾らしさを重視しながらも臺虎精釀はとても国際的な会社で、お店のスタッフの皆さんは英語ペラペラです。残念ながら日本語のできる方はめったにいませんが、とても丁寧に対応してくれるので、ビールの注文で困ることはないでしょう。

啜飲室 大安旗艦店

お店に入るとまずはスタンデイングエリアです。カウンターでビールを買ってそのままカウンターでスタッフとコミュニケーションしながら飲むのもよし、テーブルに移動して飲むのもよいです。

啜飲室 大安旗艦店

奥のエリアは座ることができます。 が、しかし、

啜飲室

週末の夜はとても混んでます。座るどころか、立ち位置を確保することも難しいかも知れません。ゆっくり楽しむには、早めの訪問がお勧めです。(注意: お店に行こうと思ってる方は最後まで読んでください)

21タップ

21タップ

タップ数は 21台です。2015年の2月のオープン当初は全てがゲストビールでしたが、約一年後の 2016年5月に臺虎精釀が醸造をはじめ、今では数種類のオリジナルビールも飲むことができます。(臺虎精釀のブルワリー

啜飲室

300cc ぐらいの量で 200~250元ぐらいの価格帯が多いです。日本円で 750円~950円ぐらいなので日本と殆ど同じ感覚です。でも、台湾は食べ物や飲み物は日本に比べてかなり安いので、台湾人の感覚ではクラフトビールは高いと思います。

啜飲室

日本ではクラフトビールを楽しんでいる年齢層は 30~40代以上が多い印象ですが、台湾では日本よりも 10歳以上は若い年齢層が楽しんでいる感じて、今後が楽しみです。

啜飲室

シンプルでセンスが良く、落ち着いた空間なのは、ギャラリーをイメージしているからなんです。実際にギャラリーとして使われていて、この時は「Oh My Rockness 公益音樂攝影展」という企画でした。

啜飲室

ギャラリーで写真を鑑賞しながらビールを飲み、写真を撮るのもよいものです。

ビールは左から、

Stone Go To IPA
Founders Pale Ale
Stone Pataskala Red X IPA
Founders Nitro Oatmeal Stout
Founders Rübæus ALE

台湾では台湾産のビールばかり飲んでいるのですが、この時は輸入ビールばかりになってしまいました。 他には Modern Times もよくラインナップされています。

啜飲室

毛豆

厨房はないのでフードは簡単なものしかありません。
これは見たとおり日本でも定番の枝豆です。「毛豆」というようです。80元(約300円)

啜飲室

滷味(ルウエイ)

台湾ではとてもポピュラーな食べ物、「滷味(ルウエイ)」 。150元(約550円)。スパイスや醤油で煮込んだおでんのようなものですが塩味が効いていてビールのつまみにピッタリです。

啜飲室

最近はハムやサラミの盛り合わせができたようです。

実は閉店しました

実は、この啜飲室 大安旗艦店(1号店)は 2017年3月31日に台北市政府の都市計画の影響で閉店しました。現在近くに新しい場所を準備しているそうです。

啜飲室 開店前

最後にトイレの中を。
トイレは一つしかないので混んでいるときはかなり並んでいるのですが、新しいお店ではトイレを複数つくることを約束しています。

啜飲室

これもトイレの中。ホップのチャートが飾っていました。

啜飲室 開店前

啜飲室

思い出の多いこのお店にもう行けないのはとても残念です。

啜飲室のタップ

タップの取手

再見。

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